看護師が養護教諭に転職するための前提資格

学校内における生徒の怪我や病気の手当て、保健指導などをおこなうのが養護教諭の主な仕事です。看護師免許を持った高い専門性のある人材が求められています。看護師として働きながら、養護教諭への転職を考えている人もいるのではないでしょうか。

養護教諭になるためには、まず養護教諭の免許を取得する必要があります。免許は「一種免許状・二種免許状・専修免許状」の三つに分かれていて、いずれかの免許を所持していることが養護教諭になる前提です。一種免許状は大学を卒業すると取得でき、二種免許状は短大や専門学校を卒業が取得条件です。専修免許状を取得する場合は、大学院を修了することが条件で、管理職になるための必要条件にしていることもあります。

看護師免許のみを持っている人が一種免許状の取得を目指す場合、文部科学省が指定する指定教員養成機関で、1年以上かけて学ぶ必要があります。看護師と保健師免許を持っている場合は、文部科学省指定の指定教員養成機関で、半年間学ぶことが取得条件です。看護師・保健師の免許を持っている人は、教育職員免許法施行規則66条に定められている科目の単位を取得することで、二種免許状を申請することができます。不足した分の単位は、大学などへの通学や通信で取得することが可能です。二種から一種の免許取得には、教育職員免許法施行規則第17条の規定を達成する必要があります。養護教諭の免許を所持している状態であれば、次のステップである養護教諭採用試験を受けることができます。自分に合った方法で養護教諭の免許を取得しましょう。

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